皆さん、おはこんばんちは!アサリの母です。
お久しぶりです、本格的な冬到来ですね。本格的な冬に少し本格的なみたらし団子を作りました。是非お時間があったら見ていってください♫
最後に楽しい思い出話もご用意してあります。深夜の寝付けない布団の中、ブルーライトを浴びながらご覧下さい。
本格的みたらし団子(8本分)
みたらし団子の材料
白玉粉…40g
ぬるま湯…320g
上新粉…200g
みたらし団子の作り方
①耐熱ボウルに白玉粉を入れ、ぬるま湯を少しずつ加え、ゴムべらで混ぜる。
上新粉を加えて混ぜる。
②ラップを軽くかけて、電子レンジで2分加熱して取り出す。
水で濡らしたゴムベラでよく混ぜる。
再びラップをかけ、電子レンジで1分30秒加熱し、取り出して混ぜる。
少し食べてみて、粉がざらついていたら、更に20秒加熱する。
③ぬれふきんの上に出し、粗熱をとる。なめらかになるまで、折り畳むようにして、生地をよくこねる。
④手に水をつけながら、生地を棒状にして8等分にし。更に4等分にして丸めて串にさす。
⑤強火で熱した網焼きに乗せて少し焦げ目がつくまで焼く。みたらしあんをかけて出来上がり!
みたらしあんの作り方
みたらしあんの材料
しょうゆ…大さじ2
さとう…大さじ3
片栗粉…小さじ2
みりん…小さじ2
水…大さじ6
作り方
全ての材料を鍋に入れて、よくかき混ぜる。中火で、透き通ってとろみがつくまで、かき混ぜながら煮詰める。
※電子レンジで作るときは、全ての材料を耐熱ボウルに入れ、よくかき混ぜる。
ラップをかけずに1分加熱し、取り出してかき混ぜ、さらに1〜2分加熱して、お好みのとろみにする。
「偕成社*30分でできる伝統おやつ*秋のおやつ」を参考にして作りました。
♪ここからはアサリ劇場をお楽しみ下さい♪
「サービスエリアにて幻」
寒い冬に、みたらし団子を頬張ると思い出すことが景色がある。
高校3年の冬進路の決まった友達4人と日帰りでスキーツアーに行った時のお話です。
朝6時集合場所に集まり、私たち4人は眠たい目をこすりながらバスに乗り込みました。
2時間程走りトンネルを抜けるとそこは雪国でした。
スキー場までは出発地点から約3時間半の道のりです。出発から2時間半が過ぎた頃、
最初で最後の休憩が少し大きめなサービスエリアで行われました。
ジャンバーを着込んで外へ出ると自分たちが住んでいる所とは大違いで、一面雪化粧でとても寒くなぜだか心がウキウキしたのを覚えています。
私と友達3人はトイレに行き、あたたかい飲み物を買ってバスへ戻る予定でした。
その中の横井さんが「私、朝抜いてきてお腹ペコペコだからなんか軽くつまめるもん買ってから戻るから、先バス行っとって」そう言うと横井さんは、私たち3人とは離れ、
1人フードコートの方へ消えていきました。
バスに戻った私は、前日に夜までバイトだったこともあり、買ったばかりのあたたかい飲み物にも手をつけず、そのままうとうと眠ってしまいました。
何分か経ったかは分からないけれど、バスが出発する振動で目が覚めた私は、ふと隣の席の横井さんを見ると、横井さんが座っているはずの席には3人分のアウターが高く積まれていました。私は「あれ横やんは?横やん?」と思い、後ろの席の友達2人を見るとやはり2人とも寝ていて、横井さんの姿はありませんでした。
ゆっくり動き出したバスは徐々にスピードを上げ、サービスエリアの出口の方へ向かって行きました。私はふと窓の外に視線を送ると、左手にみたらし団子のパックを持ち、
右手に食べかけのみたらし団子を持ちながらキョロキョロしている横井さんが立っていました。
私は一瞬でことの経緯を理解しました。横井さんはみたらし団子を買って、いざバスに戻ろうとしたが、同じような観光バスが何台もあり分からなくなってしまったのでしょう。しかもついていない事に、横井さんの席に積み上げられたアウターが、遠くから見ると人が座っている様に見えてしまったのです。私はすぐ大声を出して運転手さんに知らせればバスは止まり、横井さんも再びバスに乗れたかもしれませんが、私の好奇心とスリルを求める野生の血がそれを拒みました。真冬に寒空の下キョロキョロする横井さんを置いていったバスは高速道路の合流をスムーズに行い、私は寝たフリを始めました。
PS.私たちのバスがスキー場についてから遅れること30分、横井さんは「は?訳わからんし。は?訳わからんし。」と半べそをかきながら私たちは束の間の別れから再会を果たしました。もちろん左手には空のみたらし団子のパックを持って。
信じるか信じないかは貴方次第です(笑)
今日のアサリちゃん
アサリはホッカイロ