皆さん、おはこんばんちは!アサリの母です!
今回は、白玉を鍋に入れたら美味しかったお話と、最後に楽しい思い出話もご用意してあります。深夜の寝付けない布団の中、ブルーライトを浴びながらご覧下さい。
前回みたらし団子を作った時に余った白玉粉で、白玉団子を作って鍋に入れてみたらめちゃくちゃ美味しかったので、我が家の簡単鶏団子の白玉鍋を紹介します。
材料
お好きな鍋の素
お好きな野菜
⚫︎鳥胸肉ミンチ
⚫︎ネギ
⚫︎片栗粉
⚫︎塩胡椒
上記は全て適量
作り方
①スープを煮た足せる。
②⚫︎を混ぜておく。
③白玉団子を作る。
④煮立ったスープに②をスプーンで落とし、
白玉団子を入れていく。
火が通ったら一旦取り出す。
⑤野菜を入れて④を入れて完成!
なんてことない鍋が、白玉団子が入りワンランク上の鍋。そう!まるで、料亭の味!!
♪ここからはアサリ劇場「母の鍋」をお楽しみ下さい♪
皆さん、冬になると鍋の回数増えますよね?今はスーパーで色んな味の鍋の素が売っていますよね。キムチ鍋、坦々胡麻鍋、イタリアントマト鍋、博多豚骨鍋、色々ありますよね。
私が小さい頃は、今ほど鍋の素など売っていなく、鍋といったら寄せ鍋か水炊き。
我が家はタレもポン酢くらいでした。
そんなある日、母がたまたまお昼の番組で見た和風だしベースの魚と野菜を沢山使った和風だし鍋を作ると言い出し、意気揚々とスーパーへ出掛けて行きました。母がスーパーから帰り、買い物袋から取り出した食材は、いつもの鍋とは違いツミレの鶏団子や、きりたんぽが入っていました。そして糸こんにゃくではなくマロニー、その他もろもろ野菜。
母は、テレビで紹介されていた鍋の作り方をしっかりメモしていて、そのメモ通りに鍋を作り始めました。まず、お湯をはった鍋に出汁パックを入れ、ひと煮立ちさせると、出汁パックを取り出し、醤油、ミリン、お酒などをメモ通りの調味料を次々入れていき、具材を綺麗に並び終えると蓋を閉め、「30分ほど煮れば完成だからテーブル片付けて食べる準備しようね」
と、笑顔でそう言いました。私は普段食べている鍋とは違うものが食べれると思い、心が躍りました。
父も「今日はお酒飲んじゃおっかな」と少し浮かれていました。
テーブルにカセットコンロがセットされ、その上にグツグツ煮立った鍋が置かれました。
皆んなが席に座り、母が得意げに鍋の蓋を開けると、私は今まで嗅いだ事の無い匂いと、立ちこめる湯気にお腹が一瞬で空腹になったことを覚えています。
しかし、得意げだった母の顔が一瞬こわばった様に見えたのです。
母は、鍋の蓋を素早くテーブルの上に置くと自分のレンゲでスープを飲みました。
「やっちまった…」そう母は呟いたのです。私は何のことか分からず母に尋ねると、母はこう言いました。
「出汁パックとウーロン茶のパック間違えちゃった!」そう言った母のいたずらな笑顔が今でも忘れられません。なので私は出来立てのウーロン茶の匂いを嗅ぐとあの日の鍋のことを思い出すのです。
今日のアサリちゃん
ご飯が待ちきれない!