アサリちゃんは猫である。

生産性のない専業主婦がおくる日常系ブログ➕猫

実録。アサリの母と保護猫譲渡会。

皆さん、おはこんばんちは!

アサリの母です♪

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眠れない熱帯夜いかがお過ごしですか?

私はつい先日まで保護猫譲渡会のサイトを見漁っておりました。

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そして今はもうそのサイトは見ておりません。

何故だかわかりますか?

そう、我が家もついに2匹目を保護猫を迎えようとしたのです!!!

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しかし我が家に今猫はアサリ1匹しかおりません。

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それは何故か。その真実の一端と私アサリの母が周りに与えたご迷惑をご紹介したいとおもま♪

ことの始まりは突然私アサリの母が何を思ったか、「仔猫がほしい!!」と言ったその日から始まります。

主人は反対。

子供達はウキウキ。

そんな意見を無視して私は日々保護猫譲渡サイトを見漁る日々が始まりました。

途中何度も飼う飼わない飼う飼わないの天秤に揺られ、

私の平衡感覚という名の仔猫欲は、次第に狂ってっゆきました。

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主人は一貫して、

「可愛いアサリちゃんがいるのに、一か八かで2匹目を飼うギャンブルはしないほうが良い。上手くいかなかった時はみんなが不幸になる。」

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しかし仔猫に取り憑かれている私にはその言葉は右から左、全く聞く耳を持っていませんでした。

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そして先日、運命の日が訪れました。

私は、何十時間も費やして見つけた可愛い保護猫の子猫に会うべく、

子供と一緒に乗り慣れない電車に乗って、譲渡会場へと向かいました。

お目当ての仔は、とても甘えん坊で人懐きも良く抱っこも出来ると書いてありました

アサリちゃんで慣れている私にとって、人懐きの悪い猫は少々ハードルが高い!なので、甘えん坊、人懐きが良い、抱っこが出来るは最低条件でした。

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会場に着き、あらかじめアポイントメントをとっておいたお目当ての仔猫の、保護士さんの所へ向かいました。

早速お目当ての仔猫とご対面!

そして念願だったその仔猫を抱き上げ、胸の前で優しく抱き包むと、その仔猫はまるで天使のように暴れ出しました。

(おや?ちょ、待てよ。抱っこ好きじゃなかったの??)

私は、保護士さんにそれとなく抱っこのこと、人懐きのこと、甘えん坊なことを聞きました。

すると保護士さんは、

「この仔はそんなに抱っこ好きじゃないよ。甘えん坊で抱っこが好きなのはあっちの仔かな!」

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そう言って、横のゲージの仔猫を指さしました。

平常時の私なら、

(おいおいおいおい!さらっと適当なこと書いたこと流してんじゃないよ!こちとら電車賃かけてわざわざ会いにきてんだよ!)と思う所ですが、

今は有事。そんな考えは一切浮かばず、

私の頭の中は昔のPCのように、『仔猫・抱っこ・甘えん坊』そのキーワードだけで動くまさに20世紀のポンコツロボット!

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保護士さんに言われた仔を抱き上げ、胸の前で包むと、その仔猫は天使のように喉をゴロゴロならし、スヤスヤ眠りに落ちるのでした!!

その瞬間!私の中の松田聖子が「これがビビビだよ」と、教えてくれました。

私はそのビビビに従い、この仔を譲り受けると保護士さんにお伝えしました。

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そして日にちも決め、ルンルン気分で会場を後にするのでした。

ちなみに私が取り憑かれたように、仔猫を抱っこしている間、子供2人は全会場の全猫と全遊びをして、くたくたになって「もう帰ろ」と言ってきました。

家に帰り、ことの顛末を主人に話すと主人は半分諦めたように全てを受け入れ、ケージとかいる物買おかと言ってくれました♪

しかし、私の悪い癖がここで発動しました。

私の悪い癖とは、違和感や不測の事態をいったん見なかったこと、聞かなかったことにするという領域展開。その名も『見ざる聞かざる言わざる』が発動していたのです。

そう、今回の発動条件はその仔猫の目の周りが薄いピンク色だったこと!

保護士さんにそれを聞いたら「産まれた時から酷い猫風邪で瞼が目やにでくっ付いてましたが、今は治ってますから大丈夫ですよ!」

この事がどうしても気になった私は、

次の日、朝1番でかかりつけの動物病院へ行きました。

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そしていつもアサリちゃんが診てもらっている先生に、事の顛末、2匹目を迎えようとしたこと、その仔猫の目の周りが薄いピンクだったこと、以前に酷い猫カゼをひいていたこと、今更不安になったことを全て先生に話ました。

すると先生は、

●猫風邪は治っているように見えても完治しないこと

●それが100%アサリちゃんにうつること

●2匹目を迎えるメリットデメリット

●先住猫のストレス

などを事細かく説明してくれました。

そして最後に「もし少しでもモヤモヤしてるなら、今回は辞めたほうがいいですよ。」

「うちの病院にも、楽しそうだからと言って2匹目を迎えて、苦労されてる方が何人もいらっしゃるので。余程の覚悟が無いなら辞めたほうがいいです。」

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私は、思わず泣きそうになり、感謝の言葉を伝えると、病院を出て車に乗り込むまでに保護猫の保護士さんに電話し、お断りの電話を入れました。

そして車に乗って、エンジンをかける前に主人に電話をし、動物病院で聞いた話を一語一句伝え、もうその仔猫は向かい入れないので、注文していたケージをキャンセルしてほしいと伝えました。

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ルームミラーをふと見上げると私の顔は、付き物が取れたように清々しい顔になっておりました。

外の気温は37度だというのに、私の心には爽やかな高原の風が吹いているかのよう。

清々しい気分で胸いっぱいでした。

PS.私のケージのキャンセルが遅すぎたので、返送料4200円もかかってしまいました。

でも、そんなちっちゃい事は気にしない!ワカチコ♪ワカチコ♪

PS2.これはあくまでも個人的な出来事見解なので、皆様ご自身の猫道に従ってご判断ください。

それでは最後にひと言。世界中の猫に幸あれ♪

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今日のアサリちゃん

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